赤ちゃん(幼児)や子供は、急に発熱してビックリしますよね。
先日息子が42度の高熱を出し、起きている間はずっと大泣きで大変でした。
大人は、発熱に備えて便利なグッズがたくさん販売されていますが、
中でも冷却ジェルシート(冷えピタ)を常備している家庭は多いのではないでしょうか?
いざ使いたい時、「家に大人用の冷却ジェルシート(冷えピタ)しかない!」なんて経験ありませんか?
熱さまシート、冷却ジェルシート(冷えピタ)は、
「大人用を子供に使っていいの?」など、疑問と高熱がでた時の対処法も紹介します。
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目次
赤ちゃんに大人用の冷えピタを使っても大丈夫?違いは2つ!
多くの冷却ジュエルシート(冷えピタ)は、大人用と子供用、ベビー用の3種類が販売されています。
よく知られているものでは、小林製薬の「熱さまシート」やライオンの「冷えピタ」、プライベートブランドがありますね。
いずれも成分に違いはありませんが、含まれているメントールの量が違います。
大人用の方がメントールの量は多いため、大人用を赤ちゃんや子供に使用すると刺激が強すぎるかもしれません。
そして、大人用は子供用よりもサイズが大きくなっています。
冷却ジェルシート(冷えピタ)は、ジェル面がベタベタとしているため、顔に張り付くことがあります。
ベビー用は、赤ちゃんが口に入れた時に吐き出せるように、苦い味がついています。
2009年に、寝ている赤ちゃんの口にシートが張り付いて窒息事故がありました。
ママは熱を下げてあげたいとい気持ちでとった行動ですが、悲しい事故はいつおこるかわかりません。
もし、ベビー用や子供用の冷却ジェルシート(冷えピタ)を使う際は、必ず傍にいてください。
使う基準は、自分で剥がせるかどうか!
冷却ジェルシートよりも濡れタオルでおでこを冷やしたほうが安心です。
高熱のとき冷えピタを貼る場所はどこ?
子供が高熱で辛そうにしていると、少しでも早く熱を下げてあげたくなりますね。
でも、熱を下げるためにおでこに冷却ジェルシートを貼っても、あまり効果は期待できないのです。
そもそも冷却ジェルシート(冷えピタ)は、熱を下げる目的ではなく、寝苦しい時や気分転換するようです。
ただ、冷たいので補佐として使用は十分に可能です。
熱を下げるならば、太い血管が通る部分を冷やすと効率的に熱を下げることができます。
例えば、わきの下や太ももの内側です。
顔からも離れているため、シートが顔にはりつく心配も少なくなりますね。
子供は、寝ている間に思っている以上に動き回ります。
「太ももだから顔にはりつくことはないだろう」と安心せず、目を離さないようにしましょう。
冷却ジェルシート(冷えピタ)の効果が持続する時間は?
高熱があるとき、使ってもすぐ熱くなってしまいますね。
一般的に、効果が持続する時間は8時間程度と表記されています。
常温でも保存可能ですが、冷蔵庫で冷やしておくとより冷たく使用することができますね。
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1歳1カ月の息子が42度の熱を出した時の対処法は?
病院で教わったやり方は、保冷剤をガーゼで包み冷やす方法です。
熱が上がっている段階では、子供は寒さを感じているのでNG。
もちろん寒がっている子供を無理やり保冷剤で冷やす必要はありません。
熱が上がりきって、暑がり始めたら冷やし始めるタイミングです。
わきの下や太ももに、保冷剤(ケーキ屋でもらうことができる10センチ程度のもの)をガーゼで包んで、少し当てて冷やしました。
冷凍庫にいくつか常備しておけば、急な発熱の時にも対応できますね。
まとめ
今回は、冷却ジェルシー(冷えピタ)は使用しませんでした。
高熱が出た時は慌ててしまい、とにかく熱を下げなくては可愛そうと思いがちですが、必ずしも冷やす必要はないそうです。
どうしても熱が下がらない、どうしていいかわからない場合は、かかりつけの病院に必ず聞きましょう。
まずは、冷やすよりも水分補給をさせて、脱水症状にならないように気を付けることが大切です。